そんな疑問を解消すべく、今回は、複数端末での再生やデータ引継ぎの方法などについて説明したいと思います。
ANiUTaは複数端末で使えるのか?
結論から言うと、現時点ではANiUTaは複数端末での利用は可能、ただし複数端末による同時再生は原則的には出来ません。
複数端末で利用する手順
まず複数端末で利用する場合、その端末のOSは共通である必要があります。
iPhoneやiPadなどのiOSとAndroidデバイスをまたいで使用することは出来ません。
これはサブスクリプション機能のシステムが、それぞれのOSで異なるためです。
複数端末での再生を希望する場合、iOSでは共通のApple IDを使用します
(Androidの場合でも、共通のID使用が必須)。
もし複数のApple IDを所有しており、それぞれの端末で異なるApple IDを入力してしまった場合は、同じライブラリデータを共有することは出来ません(単にまったく違うデバイスで、全く違う内容のANiUTaを使用しているというだけです)。
その場合は片方のアプリを消去したうえで、再度ANiUTaアプリをインストールのうえ、共通のApple IDでログインし直しましょう。
やり方
さて具体的な手順としては、まず主体的に使っている端末からANiUTaをタップしてアプリを開きましょう。
トップ画面で下部からマイページをタップ。

「設定」を選択します。

いちばん上にある利用者IDを確認しましょう。

続いて、もうひとつのデバイスでも同じ方法で利用者IDを確認してください。
同じ利用者IDであれば、その時点で複数デバイスでの再生は出来ているはずです。
もし違っていた場合は、「データを復元する」をタップしましょう。
そしてApple IDのパスワードを入力すると、主体的に使っているほうと同じ利用者IDになったと思います。
これで、メインデバイスと同じデータを視聴することが出来るようになりました。
例えば外出先ではスマホ、自宅ではタブレットで同じプレイリストを聴くという使い方などが出来ると思います。
家族間で、プレイリストの共有といった楽しみ方も出来ます。
複数端末で同時再生は出来ない?
それでは、たとえば共通のApple IDでログインしたスマホとタブレットから同時に再生を試してみたらどうなるでしょうか。
その場合は、片方の端末に「他の端末で使用中です。しばらくお待ちください」という表示が出て、再生不可となります。
つまり、同時再生は出来ません。
た・だ・し!!
多少裏技っぽいやり方ではあるのですが、ある方法で複数デバイスでの同時再生が可能になります。
それは、片方の端末ではキャッシュに保存されている楽曲を再生しつつ、もう片方の端末ではキャッシュに保存されていない楽曲を再生するというものです。
要するに、キャッシュにデータ保存されていない楽曲の複数デバイス同時再生が、出来ないということになります。
他OSに乗り換える場合のデータ引継ぎ
OSごと機種変更した場合、例えばiPhoneからAndroidに乗り換えた場合の引継ぎは可能なのでしょうか。
まず、「ANiUTa」の登録情報は、Apple Store、もしくはGoogle Playに紐付いているため、手順がひと手間かかります。
引き継ぎコードを取得し、変更後のデバイスで引き継ぎコードを反映させた後に、新しくANiUTaの新規の有料会員登録の手続きを進める必要があります。
- 引き継ぎ元の端末で「設定」に入り、「引き継ぎコードを発行する」をタップ
- コードを確認したら、引き継ぎ先の端末で、『ご契約中の方(データ引き継ぎ)』をタップ
- 引き継ぎコードを入力する画面がでてくるので、先ほど確認したコードを入力
- この作業でライブラリが引き継がれたので、後は「設定」から会員登録を済ませればOK
引き継ぎ元の端末の有料契約情報は、それぞれのサブスクリプションの設定から手動で解約する必要がありますので、そちらも忘れず行うようにしてください。
ちなみに、同OSでの機種変更であれば以下の手順だけで完了なので簡単です。
- 新しい端末にアプリをダウンロードし起動
- 起動時「データを引き継ぐ」を選択
とてもシンプルで簡単ですよね。
まとめ
では、今回の内容をサラッと簡単にまとめておきましょう!
- ANiUTaは複数端末での再生は可能
- 複数端末での同時再生は原則的には出来ない
- ただし、楽曲データがキャッシュに保存されているものについては再生できる
- 違うOSのデバイスをまたいでの複数端末再生は出来ない
- OSをまたぐ機種変更をする場合は、手間がかかるがコードを取得して移管する
- ライブラリ情報の移行は、機種間でANiUTa IDを共有することで可能
どうでしょうか?
理解が深まったのではないでしょうか?
複数端末での再生を試してみたい方は、是非参考にしてみてください。