日本ではもっとも流通しているSNSのひとつと言っても良いLINE(ライン)。
LINE MUSICはそのLINEが提供する定額音楽配信サービスです。
他の定額音楽サブスクサービスと異なるのは、やはりLINEとの連携に優れている点。
気に入った曲をLINEアプリ使用時にBGMとしてプレイすることが出来たり、メッセージの着信音や通話音に設定することが出来ます。
そんなLINE MUSICには定額課金となる有料プランと、無料プランと、ふたつの楽しみ方があります。
今回は、出来れば無料で楽しみたいというユーザー向けに、LINE MUSICの無料プランについて解説したいと思います。
既にLINEのアカウントを持っているユーザーは、それを使ってログインすれば良いのですが、実は既存アカウントを利用せずゲストアカウントとしてもLINE MUSICを楽しむことが出来ます。
但し、その場合は幾つかの使用制限がついてしまいます。
まずはそのあたりから詳しく見ていきましょう。
LINEログインとゲストログインの違いは?
どちらにしても、まずLINE MUSICのアプリはスマホやタブレットの場合、インストールしておく必要があります。
①アプリをダウンロードしたら、タップしてログイン画面を開きます。
ここで、「LINEログイン」か「ゲストログイン」を選択します。
決済情報の登録はもちろん不要です。

②「LINEログイン」は、既にLINEアプリ導入時に作成したアカウント情報をそのまま入力します。もしくは、そのまま紐付けされます。
そのアカウント情報へのアクセスについて同意の可否を求められますので、問題なければ同意します。

③自分の好きなアーティストを選択しましょう。(20個まで選択可能)
こうすることで、LINEが自動的にプレイリストを作成してくれたり、おすすめの音楽を提供してくれます。
セットアップはこれで完了です。

※「ゲストログイン」については、機能制限についての説明が述べられます。
それに納得したうえで同意ボタンをタップしてください。
これでいずれのログイン方法であってもセットアップは完了です。

まず共通の機能として、LINE MUSICは無料プランであっても、
- 全配信楽曲(およそ6,000万曲)のフル再生が可能 ※ただし月1回に限定
- 同様に、ミュージックビデオのフル再生も可能
- 再生楽曲の歌詞表示機能
- プレイリストの作成
これらはデフォルトで利用できます。
逆に有料プランと比較すると、
- 楽曲コンテンツのダウンロード、及びオフラインでの楽曲再生が出来ない
- 楽曲や動画のフル再生回数に制限がある
と言う点が無料プランのデメリットと言えるでしょう。
特に、外出先で音楽を聴く習慣がある、通信量が気になる、通信制限に達してしまうのは避けたいという人にとっては、オフライン再生に対応していないというのは、大きなマイナス点でしょう。
逆に言えば、生活のなかでそこまで音楽を聴く頻度は多くない、フルでなくても良いので気になる楽曲を触りだけでも聞きたい、もしくは楽曲検索としてLINEMUSICを利用したいというユーザーは、充分無料プランの機能だけでカバーできるかもしれません。
しかも2020年1月20日にLINEMUSICは大幅リニューアルを敢行。
無料プランでも全配信楽曲を広告なしで(月一回とは言え)フル再生できるようにしたわけですから、無料プランと言ってもそのコストパフォーマンスは侮れません。
ここで気を付けてほしいのが、「ゲストログイン」で利用する場合です。
LINEアカウントを使ってログインする、いわゆる「LINEログイン」でなければ、そもそも無料でも使えるはずの以下のサービスが利用できません。
- LINEプロフィールのBGM設定
- LINE着うたを着信音・呼出音として設定
- プレイリストの作成
- お気に入り楽曲の登録
- SNSへのシェア
LINE MUSICはやはりLINEアプリとの連携に強みを発揮するサブスクサービスですし、どのみちLINEアカウントは無料で作成できます。
わざわざ「ゲストログイン」をする特別大きなメリットもほとんどないでしょう。
無料プランを選ぶのであれば、「LINEログイン」で利用されることをおススメしたいと思います。
機能制限が嫌なら有料プランの3ヶ月無料がおすすめ!
前述したように、無料プランではまず楽曲のダウンロード、そしてオフライン再生が出来ません。
同一楽曲を、同月内に複数回フル再生で聴くことも無料プランでは叶いません。
細かいところでは、楽曲の中で自分の気に入った箇所をLINEアプリでの自分のプロフィールのBGMに設定する「my BGM設定」も有料プランだけの機能となっています。
有料プランは、一般プレミアムプランで月額960円ですが、初回登録から3ヶ月は無料お試し期間が付与されます。
LINE MUSICの使いやすさや使用頻度、そしてコストパフォーマンスなどを見極めるうえでは、こちらの有料プランの無料トライアルのほうが、すべての機能を総合的に判断できるという点で、よりベターな選択でしょう。
もし「あまり気に入らなかった」「他のサブスクも検討したい」という場合であっても無料期間中にきちんと解約しておけば、自動課金されることはないので費用はかかりません。
まとめ
LINE MUSICの無料プランには、ログインのやり方によって「LINEログイン」と「ゲストログイン」の2パターンがあります。
LINEアプリとの連携こそが特性であり、他サービスとの差別化にもなっているLINE MUSICですから、言うまでもなく「LINEログイン」で利用されることを、おススメしたいと思います!